| 1月 |
室内に取り入れた寒さに弱い熱帯花木類や草花類の具合はいかがですか。落葉性の種類は、枝を切り詰めて、水やりを少なめとし、常緑性の種類も水は控えめに。また、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニが発生しやすいので注意しましょう。表側だけでなく、たまには葉裏や葉の付け根、株元の葉の重なりあっているところもチェックします。
新しく購入した鉢物類で花が次々と咲く種類には、追肥と花がら摘みをおこないましょう
園芸店の草花も冬の花から、プリムラ類にサイネリア、マーガレット、球根類など春の花に変わってきました。店先に長く置かれていた鉢は、寒風で傷んだり、水切れを起こしたことがあったりするものです。葉に傷みのあるもの、下葉が黄色くなっていたり、枯れているものは要チェックです |
| 2月 |
外は寒風が吹きすさむ冬の最中でも、園芸店の中はもう春の景色、鉢物はもちろん、春植え球根も並べられだしています。 春の先取りで、チューリップなどの鉢物を求めるのもよいですね。もちろん、これらは温度をかけて促成で咲かせたものです。暖かい昼間は日の当る外に出し、夜間は暖房の入っていない室内に取りこむようにしましょう。全般に温度が低いので、本来の春に比べて花が長持ちしてくれます |
| 3月 |
日が長くなるにつれ、お店に並べられる種類も多くなります。プリムラ類は数が多くなると共に値段もこなれてきましたので、寄せ植え用にまとめがいしてもよいですね。また、本来は露地で咲く、秋植え球根類や白花のシジミバナやコデマリ、鮮青色や赤色のアジサイなどの木物は、温室で促成させたものです。寒風に弱くなっていますから、夜間は室内にとりいれましょう |
| 4月 |
シクラメンやプリムラなど、長く咲きつづけてくれた鉢花も終わりに近づいてきたようです。様子を見ながら、追肥や花殻摘み、枯れた葉の抜き取りをしましょう。また、室内で育てていた熱帯性の鉢物もそろそろ、外に出す準備。 急に直射に当てると、日焼けを起こすことがありますので、薄曇の日などに外に出し、日に当てる用意をしましょう。
冬の間、室内で保護していた熱帯性の花鉢物や観葉植物の仲間も、温度的には外に出せるようになります。ただ、本来は直射日光に強い種類でも、急に日に当てると、日焼けを起こすことがありますので、薄曇の日などに外に出し、日に慣らしてから本格的に当てる用意をしましょう。なお、ポトスやディフェンバキア、アローカリアなど直射日光に弱い種類は、木陰や庇(ひさし)などで日がさえぎられるところに置きましょう。 |
| 5月 |
戸外に出した、花鉢物や観葉植物の生育はいかがですか。室内においていたときとは土の乾き方が違ってきますから、水やりには注意しましょう。水やりは、鉢土の表面が乾いてきてからおこなうのが基本です。時期的に、ポインセチアの挿し芽、クンシランの植え替えの適期です |
| 6月 |
近年、初恋草、ボロニア、ホワイトツリー、エリカ、クリアンツス、グレビレア、サザンクロス、スカエボラなどオーストラリアや南アフリカ原産の鉢物が目立ちます。
これらの植物は、もともと乾燥気味のところの原産ですから、高温多湿を嫌い、長雨に当てると、過湿になって根腐れを起こしがちです。これからの雨の多い時期は、軒下などに置き、雨が当たらないようにしてやりましょう。 |
| 7月 |
越冬させたニューギニアインパチエンスやランタナ、アメリカンブルー、ハイビスカス、デュランタなどがようやく元気を取り戻した感じで、次々と花を咲かせてくれるようになりました。
春に植え替えして、土を新しくしてない鉢は、この時期に植え替えしておきましょう。また、植え替えした鉢では、固形肥料を追肥します。肥料は、有機肥料でも化成肥料でも
構いません。また、観葉植物類の挿し木、取り木の適期です。 |
| 8月 |
夏は鉢土の乾きが早く、水切れさせがちです。一度水切れさせるとダメージが大きく、時に夏場は回復しないことがあります。ほかの鉢や植物の陰になっているものは、見落としがちですから注意しましょう。水やりは、朝早めにたっぷりと行います。鉢土が夕方までに乾いてしまう場合は、夕方にも与えます。まだ土に多少湿り気が残っている場合は、葉水を与える程度でよいでしょう。
また、暑さに強く、夏中花を咲かせ続けるハイビスカスやアブチロン、サンタンカ、アメリカンブルー、ポーチュラカ、デュランタなどの鉢物は、肥切れしないように定期的に追肥します。 |
| 9月 |
鉢に根の回った花鉢物を入手した場合は、すぐに1回りほど大きな鉢に土をあまり崩さずに植え替えるのが得策です。そうすれば、根詰まりよる水切れが防げて、花が長く楽しめます。
短日(夜が長くなる)で花芽形成するポットマムやポインセチア、初恋草、カランコエには夜間の照明を避けましょう。ミヤコワスレやシャコバサボテンも花芽形成時期です。よく日に当てるようにし、水やりを控えめにします。やはり充実期のノビル系デンドロビウムやオンシジウムも同様の管理です。
夏の間、半日陰に移しておいた鉢物類も、直射日光に弱いもの以外は日向に出すようにします。 |
| 10月 |
気温が下がり、日が短くなるにつれ、植物の生育も落ち着いてきて、土の乾きも遅くなります。それにあわせて、水やりも控えめにしてゆきます。“水を控えめ”というのは、水の量を少なくするのではなく、水やりの間隔を長くするのです。土の表面が白く乾いてきたときが、次の水やりのタイミングです。 先月(9月)に挿し芽をしたもので、根付いて新芽が動き出したものは、順次ポットにあげてゆきます |
| 11月 |
外が冬景色になってくると、室内鉢物の出番ですね。定番のシクラメンにプリムラ類、花期の長いシンビジウムやデンドロビウムなどの洋ラン類、クリスマスに欠かせないポインセチアやクリスマスカクタス(シャコバサボテン)、クリスマスベゴニアなどが出始めています。
良質の株を入手することが、鉢物を長持ちさせる秘訣。 |
| 12月 |
暗くなりがちな冬の室内を明るくしてくれるのは、シクラメンやプリムラ類、シンビジウム、デンドロビウム、ポインセチア、クリスマスカクタス(シャコバサボテン)、クリスマスベゴニアなど花鉢物類。明るい窓辺に置き、水は葉が萎れない程度に少なめに与えるのが、長持ちさせるポイント。特にポインセチアは多湿になると(低温で)、すぐに葉を落としてしまいますので、注意しましょう。 そろそろ初霜も心配になります。まだ、取り入れていない非耐寒性の鉢物があれば、早めに室内や軒下に移しましょう。 |